作家ランク 艶
ペンネーム 大山恭一郎
受注状況
作品内容 男性向け
得意ジャンル
陵辱 非人道 ハード
コメント
未熟者ではありますが、全力で頑張りますのでよろしくお願い致します。
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【サンプル1】

【無限地獄】 



湾岸沿いの、草臥れた倉庫の一室から時折話し声が漏れ出す。

街から外れたこの倉庫街は、暴走族やヤクザ等が何らかの取引をする上では重宝されて要るのか、一般の人間が近付けば、生きて出る事が出来ないと云う類の噂話すらも囁かれ、迂闊に一般人が近付く事は皆無に近い。

警察も手を拱いている訳では無いが、最近ではこの倉庫街以上に、街の治安が荒れ、そちらに人数を動員するのが関の山と成っている。

年々街の治安は悪く成り、事件性の無い地域への見回りは出来無いのだろうと云うのが、街の住人達の認識に有り、警察機構もその考えに暗黙で乗っかっている様な物だ。

その倉庫の中から、悲痛な少女の叫び声が漏れ出し、夏の月夜に木霊する。

「...い...痛い...よ...由希、助け...」 

少女は悲痛な叫び声を上げるが、男は気にも止めずにいたぶ甚振り抜く。

「叫んでも無駄だね。まだ薬が効いている筈だからな。そして、お前さんは俺の玩具になるんだよ」 

長髪の男は、少女の耳元で囁く様に呟き制服を破り出す。

少女は後ろ手に縛られ、身体を捩る程度にしか動けずに、その姿が男の中の征服欲を燃え上がらす。

「何で、私が...」

「嫌がる割には、甘くソソル吐息だ」

薄ら笑いを浮かべ乍、男は全裸に成り少女の頭の上にしゃがみ込む。

ビスクドールを思わせる、西洋人形の様な男の顔立ち。

その顔が薄ら笑いを浮かべていると、妖艶な魅力すらも感じる。

男は、仰向けに押し倒した少女の顔にペニスを突き付ける。

薄闇の中、闇に同化する程にドス黒い肉棒に、少女は嫌悪の表情を浮かべて顔を背ける。

だが、その態度が男のプライドを傷付けたのか、怒り狂ったかの様に少女の顔を殴り飛ばす。

肌を打ち付ける乾いた音が倉庫に木霊する。

「大人しく云う事を聞け。

さもないと、お前の友達、由希だったか、そいつを殺す」 服を破り終えた男は静かに恫喝する。

薄暗い倉庫の中、縛られた少女は全身を露にさせ乍怯えている。

「由希には、何も...何もしないで...」

「無駄な御喋りをする余裕は有るみたいだな」 

男は少女を転がし、背後から髪の毛を掴み身体を逸らすと、少女は髪の痛みから逃れようと必死に身体を逸らす。

「どんなに奇麗事を云っても、自分が一番可愛いものだ。なぁ、そうだろう?」

「そんな事は、無い...わ」

「ほう。それなら、試して見ても面白そうだ」 

男は髪を放し少女を床に放り出すと、悲鳴にも近い声を少女は奏でる。

その声をバックミュージックに、男はユルユルとした動きで少女を仰向けにし、乾いている秘部に指を押し込む。

「いや!」

少女は痛みからか、掠れた声で痛みを訴える。

「ふん」 

膣内は濡れていない為に入り口をピッタリと閉じ、外部からの進入を拒もうとする。

男は秘部に指が中々入らない事に苛立ち乍悪戦苦闘する。

「痛い!痛いよ!乱暴は止めて!」

「良いね、その叫び声。さあ、もっと良い声を聞かせて貰おうか」 

悲痛な懇願が男をソソルのか、高笑いを上げ乍、乾いた性器に指を押し込んで行くと、強引な挿入とは云え、身体の芯ではその刺激に身体が反応したのか、微かに性器は湿り気を帯びて来る。

「指を締め付けて来る。咥えたら放さない感じが堪らないな」 男は激しく指を震わし、奥へと指を突き進めて行くと、少女は数度身体を戦慄かせる。

痛みで意識が遠退こうとしているのか、焦点の合わない瞳で身体を震わす。

「若い身体は感度が良い」 

男が指を引き抜くと、性器からは愛液と血が流れ出す。

「初物か。俺も運が良いな、攻め応えが有るって物だ」

秘部の入り口は血と愛液で濡れ、男は引き抜いた指先に付いた血を舐め上げ笑い出す。

「お嬢ちゃん、気絶するにはちょっと早いんじゃ無いか?」 

男は冷酷に云い放ち少女の頬を数回叩くと、少女は呻き声を上げ乍、精気の抜け落ちた瞳で男の顔を見る。

少女は、ボケた瞳の焦点が徐々に合うに従い、顔に恐怖が広がる。

自分が何故この様な仕打ちに合うのか理解出来ずに、只混乱するばかりだった。

「良い顔だ。それでこそ犯しがいが有るってもんだ」 

男は見下す様な眼で少女を見る。狂気に彩られた男の顔。

その表情は嬉しそうに話している反面、眼は全く笑いを浮かべない。

心と身体のヴァランスが、完全に別の物として機能している。

男は、寝転がる少女の真横に幽鬼の様に立ち、少女の下腹部に身体を向けると、顔を埋めシックスナインを始める。

徐々にエスカレートする男の行動に、少女の思考は停止したのか、呆けた様に天井を見上げている。

「さっさと、ペニスを舐めるんだよ」

乱暴に指を押し込みヴァイブレーションさせ乍、先汁が零れるペニスを口に押し込む。

少女は反射的に顔を背けるが、男は巧みに腰を動かし口元へとペニスを移動させる。

「まだ分かってない見たいだな。お嬢ちゃんは逃げる事なんて出来ないんだよ。それとも、自分の代わりに友達を差し出すか?」 

男は含み笑いを上げながら秘部を舐め回す。

唾液が秘部を濡らし、ヌラヌラとした光を放つ。

少女の恥毛は、唾液でベットリと肌に張り付き、少女は諦めたのか、ゆっくりと先汁を舐めペニスを口に含む。

蒸れた臭いと先汁の味に少女は嗚咽を漏らすが、男は容赦無く口にペニスを根元迄差込み、腰を前後に動かす。 

ピチャリ・ピチャリと性器を舐め合う卑猥な音だけが静かな倉庫に響き渡る。 

男は、少女の性器を舐めるのに、スピードの緩急を付け巧みに舐め上げる。

少女は、そんな緩急自在の激しいクンニに、徐々に身体が成れて来たのか、微かに喘ぎ声を上げ出す。

「あ...はぁ......」

男はその喘ぎ声を聞き、秘部を押し広げクリトリスを剥き出しにする。

小さい豆粒大の紅いクリトリスが露に成り、男は舌先でキャンディーを舐める様に周りを舐め上げ、右手の人差し指と中指をクロスさせ秘部に押し込む。

「い、痛い!」 

少女の痛がる声に呼応するかの様に、男は手首から先を回し膣の中を激しく捏ね回すと、指先から愛液と血が滴り落ちて来る。

男は「くっくっくっ」と、含み笑いを上げ乍、指に付いた液体を舐め上げ、少女をうつ伏せに転がしヒップを持ち上げる。

「さてと、そろそろ本番と行くか」 

男は嬉々とした声を上げ、秘部に自分のペニスを押し当てる。

入り口は適度に濡れているが、受け入れる程には濡れが少なく、自分のペニスを秘部の入り口で擦り付ける様に手で押し当てて動かす。

「い、嫌だよ―」 

少女の吐息は徐々に激しさを増し、恥毛と愛液が男の先汁でグチャグチャに交じり合い、少女は身体を襲う無数の快楽の波に飲み込まれ無い様に堪えようとするが、男は少女の身体の震えが何処から来るのか推し量る様に、執拗にペニスを擦り付け少女の身体を弄ぶと、ドス黒いペニスは鈍い光を照らし出し、凶暴な破壊力を誇示するかの様にピクピクと脈打つ。

「ふん。必死に自分の中で快感に堪えているのか?そのやせ我慢が何処まで持つか楽しみだ」 

男は冷酷に云い放ち、ペニスをゆっくりと秘部に押し込む。

「あ......いた、痛い......痛いよ!」 

全身を包んでいた快楽が一転し、貫く様な痛みが少女を襲う。

「良い声だ。。それでこそヤリガイが有るって物だ」 男は背後からペニスを差込み、スローペースで腰を打ち付ける。

「も、もう...やだよぉ......」 

痛みと快楽の境界線をユラユラと揺蕩っているのか、項垂れた顔に表れる表情は恍惚と苦痛が交錯している。

「良い閉まりだ。でもなぁ、もっと閉まりを良くする方法が有るんだよ」 

男は狂気にも似た言葉を放ち、人差し指を舐め上げ、腰のピストンを止める。

薄暗い倉庫の中、少女の喘ぎ声と生臭い愛液の臭いが広がり、唾液で濡れた指を、男は少女のアナルに強引に突っ込む。「お尻は―」 

少女は羞恥心からか、懇願にも似た声を上げ様とするが、痛みから上手く声を出す事が出来無い。

ピッタリと閉じたアナルに刺された指は、アナルの閉まりに負けない様にグルグルと回転させ乍押し込んで行く。

アナルの中は、外部からの進入を拒む様に押し出そうと、前後に腸が動き、少女は声に成らない声を上げる。

「ペニスが千切れそうに閉まる。初めてで経験豊富に成れる何て、お前さんも幸せだ」 

少女は痛みから口が半開きに成り唾液を垂れ流が、狂気の宴にも似たレイプを男は止め様とはしない。

「由、由希...」 

涙を流し乍消え入りそうな声で少女は友達の名前を呼ぶが、男はその声を掻き消す勢いで腰を打ち付け、性器の擦れ合う音が響き渡る中、男は、少女の背後から攻め立て、空いた手を太腿に滑り込ませクリトリスを刺激すると、少女の身体が激しく震え身体から力が抜け落ち、膣からペニスが抜け落ち少女はバタリと倒れ込む。

男は膝を就いた侭少女を見下ろす。

冷たいコンクリートに倒れ込んだ少女の身体が数回痙攣を起こし、チョロチョロと股から音が聞え床に水溜りが出きし、室内に小便の臭いが充満する。「小便を洩らしたか」 

男は少女を足蹴にして唾を吐き捨て、自分のペニスを弄び乍倉庫の端に眼を向け、もう一人の少女が横たわっている所へと歩いて行く。 

蹲る様に身体を丸めて眠る少女。

男はその少女の傍らに行き頬を数回殴る。

「う...ん......」

「やっと、お目覚めか?」

「こ、此処は?」 

少女は自分の身に起きた事態が把握出来ず、声の聞こえる方向へと反射的に問い掛ける。

「此処か?街外れの倉庫だよ」 

男はイキリ立ったペニスをシゴキ乍少女に語り掛ける。

窓の隙間から入る月の光りを受けて、亀頭全体が怪しく浮かび上がる。

「なぁ、由希ちゃん」

「えっ?」

「もっと回りを良く見ると、面白い事が分かるよ」 

少女は混乱した頭の侭、云われた通りに周りを見回そうと身体を動かす。

「何?身体が」

「動かないだろう?当然だ、手を縛っているんだからな」

「ユリ?ユリは何処?」

「それ程混乱しているって訳でも無さそうだな。中々お利巧さんだ」

横たわった少女の真正面に屈み込み、怒張したペニスを剥き出した侭話し掛ける。

「あの子はユリって云うのか?中々楽しませて貰ったよ」

「えっ?」

「涙ぐましいな、女の友情って云うのは」

「ど、どう云う事?」

「ユリは、君を守る為に身体を捧げたんだよ」 

男の言葉を最後に、由希は身体の底から来る怒りを抑えきれずに叫び出そうとするが、男はその動きを察知し、素早く手を伸ばし口を抑えて頬を締め上げる。

「騒いでも無駄だが、耳障りだから黙って貰おうか」 

男の恫喝にも似た一言に、由希は静かに黙り込む。

「良い子だ。これ以上騒ぐと、ユリを俺は殺さなきゃ成らない所だ。

その点、お前さんは頭が良い」 理不尽な男の言葉に、由希は静かに黙って耳を傾ける。

「理不尽だって顔をしているな。

だが、残念乍人生は理不尽な事が多い」 

男は乱暴に云い放ち、少女の制服の上から胸を揉むが、由希は動揺を隠そうと、気丈にも男の顔を睨む。

「ふん、良い面構えだ。その顔を歪めてやるよ」 

男はスカートをたくし上げパンツの上から秘部を撫で上げる。

由希は触られた事が無いのか、初めての感覚にビクリと身体を震わせる。

「良い感度だ」

「ど、どうして、こんな事するの?」

「理由なんか関係無いだろう。
抱きたいから抱く、それだけだ」

「そ、そんな―」

「ユリは、お前の為に身体を張ったんだよ」

「まさか!」 

男は由希の身体を足で転がし、ユリの倒れている方向に向けた。

「ユリ!」

小便を漏らし、水溜りの中に無残に転がる友達を見て、由希は混乱する頭の侭叫び声を上げていた。

「安心しろ、死んではいないさ。まぁ、虫の息って所だ」 

由希は涙を流し乍嗚咽を漏らす。

「お前さんが、俺の期待通りに楽しませてくれたら、ユリは生かして置いてやるよ」

「どう云う事よ?」

「俺は、仕事柄良い商品を探しているんだ。その商品価値を調べる為に抱く事も有るがね」「商品?」 

男はそこ迄云い立ち上がる。

「取り合えず、お前だけ家に帰してやるよ」 

男の言葉に由希は困惑した表情を浮かべる。

「困惑する必要は無い。友達を救いたいなら俺の云う事を聞いて置く方が良い」

「ユリ、ユリを返して!」

「駄目だな。友達を救いたいなら俺の云う事を聞くんだ」

「馬鹿な事云わないで!」

「馬鹿な事じゃない。ちゃんと家には帰れるんだ。無論、条件は有るがね」

「何を云っているの?」

「選択肢を上げよう」「ちょっ、ちょっと待ってよ!」

「家に帰った後、友達を見捨ててヌクヌクと生きる。もう一つは、俺の云う事を聞いて友達を救う」「ふざけないで!」 

男は、由希の言葉に素早く反応する。

「今の選択肢を拒否すると云う事は、ユリの身体を張った行為は無駄と云う事になる」

由希は黙り込む。

「どうするんだ?俺は短気でね。決められないのなら、ユリを壊れるまで犯す事も出来る。その上で捨てたって、俺は一向に構わない」 

男はユリの傍らに佇み蹴り上げると、ユリは呻き声を上げ乍眼を覚ます。

「ユリ!」「由、希......」 

消え入りそうな、憔悴した声でユリは答える。 

男はユリを仰向けに転がし秘部に指を押し込む。男は、突き刺した指を上下左右に揺さぶり、小便で濡れた秘部はグチャグチャと音を発てる。

ユリは震える身体で痛みに堪え、口をパクパクとさせて涙を流す。

「どうするんだ?」

「最低!」

「俺は、答えを聞いてるんだ」 

男は薄ら笑いを浮かべ、ユリの秘部に入れた指を一段と激しく前後に突き動かす。「いやぁぁ!」  

時折、遠くから聞える車の排気音。

その音に調和するかの様に、ユリの悲痛な呻き声が乗る。

「これが最後だ。如何するんだ?」

「私が...」

「慎重に言葉を選べよ。下手な事を云ったらユリは肉奴隷行き決定だ」

「貴方の云う通りに、貴方の云う通りにします。だから、だからユリを開放して」

「やっぱり駄目だな。覚悟が甘いかも知れない」

「えっ?」

「俺の云う通りにするかどうかは、ちゃんと見極めないと駄目だ。万が一嘘を付かれたら意味が無いからな」

「じゃあ、どうすれば良いのよ!」

「俺の命令に絶対服従すれば良いんだ。

そうすれば開放してやる」

「そんな!」

「十数える間に答えを出すんだ。出さなければ、眼の前で、もう一度ユリを犯す」

「もう、許して...こ、これ以上は...」 

ユリは涙声に成り乍男に懇願する。

男はその懇願を無視し数を数え出す。

「一」

「待って!」

「二」

「お願いだから待って!」

「三」 

坦々と男は数を数える。徐々に数字がカウントされるに従い、由希は絶望の表情へと変わって行く。

「七」

「...分かりました」

「八」

「従います」

「九」

「貴方の命令に絶対服従します!だから、だからユリを、ユリを助けて!」 男はカウントを止めユリから指を抜き去る。

由希は俯き、涙を流し乍自分の選択肢に耐え様と押し黙る。

男は、怒りと屈辱に打ち震える由希の横にしゃがみ込み、乱暴に髪の毛を掴む。

「もう一度、云って貰おうか」 

由希は涙を流し乍、睨み付ける様な瞳に成る。

「貴方の、貴方の云う通りに従います。だから、ユリにこれ以上何もしないで」

「それはお前さんの態度次第だ。俺の指示が全て終わる迄、大人しく云う事を聞けば何もしないと約束をしよう」

「何を、何をすれば良いの?」

「簡単な事だ。俺は会員限定のアダルトサイトを運営している。そして、その中でも、特に高い金を払っている人間だけが入る事を許されている特別なサイトが有る。お前はそのユーザーを満足させる為の客寄せパンダに成って貰うだけだ。先に云って置くが、明日を生きる権利は俺が握っている。拒めばどうなるかは、今の現状を考えれば分かるだろう」 

男は由希の傍らに座り込み、命令内容を伝える。 

薄暗い倉庫の中。

少女はその言葉に静かに頷くしか無く、項垂れ身体を震わせる。

友達を救う為に互いが身体を張り、地獄にも似た痛みと屈辱の中、少女達の奴隷の日の幕が上がった。 





【サンプル2】

【タブー】

タブーとは、日本語的に書けば禁忌と成り、辞典に書かれている訳を要約すると、忌み嫌う行為に対しての接触並びに行動の禁止と成り、人間社会では忌み嫌われる行いに成るが、その裏側に隠された旨味と云うか、精神的な中毒性迄は隠し切る事は出来無い。何故ならば、禁忌とは日常を生きて行く中でそこら中に転がっているからだ。
 真夏の太陽が極悪な熱を辺りに巻き散らかす中、俺は日曜の昼下がりの公園の片隅で獲物を物色する。毎日TVに流れる事件を見ていると、本当に真面目に生きていくのが馬鹿らしく成る。犯罪をして捕まっても、品行方正で真面目に生きても、どの道格差社会の底辺で生きてる限りは救いの無い世界には変わりは無い。それならば自由に生きた方が良い。本来はタブーとされている幼児性愛。俺はこの性癖に随分と悩まされて来た。十歳にも満たない子供を汚す。その事を考えると血が沸騰するのを感じる。三十に成ってもフリーターのポジションから脱却出来無い存在が、今の社会で負け組みと忌み嫌われ、存在自体が必要無いのならば、刹那的に生きて死ぬのも良い物だ。
 楽しそうな家族の団欒を横目に、俺は自分の風体に溜息を付く。醜悪と云う言葉では収まらない醜い容姿。女性に嫌われる三大要素である、チビ・デブ・ハゲと云う全ての要素を備えている。ある意味ではパーフェクトな存在だ。こんな風体でも、金や地位を持っていれば女も靡くだろうが、フリーターの身分には縁の無い世界だ。心の中に広がるのは、何かをぶち壊したい。社会を滅茶苦茶にしたい。破壊衝動だけが日々募り、今日その衝動に誘われる様にして、超えては成らない一線を超える。
 幼児性愛の魅力は、未発達で汚れてない状態の児童を自分の色に染め上げる事だ。中学生や高校生等の、女性と少女の中間に当たる神秘性にも惹かれる物はあるが、自我が発達してるだけに扱いが難しい。それに比べ、十代に成るか如何かの幼女は良い。親や社会が懸命に育てる発育途中で、どんな色にも染める事が出来る。攫われ落胆した親を想像し乍、性的に遊び尽くすのは堪えられない快楽が待っているだろう。
「……だれにするか」
 俺は俯き加減で缶珈琲を飲み乍獲物を吟味する。俺が居る場所は児童公園だけあって、広い公園内を親子連れが子供を自由に遊ばせている。
 一番多いのは五歳前後の子供と母親付きだが、中には十歳前後の子供の集団がブランコで遊んだり、太陽の下でゲームをしたりと遊んでいる。攫う迄の手筈は簡素な方法が一番だ。車に放り込む。これで完了してしまう。見えない一線を超える。それだけの事だが、想像するのと実際にアクションを起すのとでは随分と開きがある。虎視眈々と獲物を吟味していると、横のベンチに一人の少女が座る。見た感じでは小学校二年生位だろうか。黒いセミロングの髪は艶やかで綺麗に光を受け、小振りの顔は、西洋人形であるビスクドールの如く透き通る肌と大きな瞳。数年もすれば美少女と云われる部類に成るであろう少女だ。だが、そんな少女の表情は沈み込み、何か悩み事を持っているのか、小学生らしい笑顔は無い。
「あの子にするか……」
 獲物を決め、如何云う感じで近付くか色々と考えるが、小賢しい考えを捨て去り、一気に攻め込む事にする。近所のオジサンが声を掛ける。その程度の軽いノリが良いだろう。
 俺はベンチから立ち上がり、軽く伸びをして少女の前にしゃがみ込む。
「随分と落ち込んでるみたいだけど、どうかしたのかい?」
「……オジサンだれ?」
「オジサンはこの地域の安全を守る人だよ。横断歩道とか、朝の登校の時に立ってる人だろ?」
「えっと……信号の所だよね?」
「そうだよ」
 俺は咄嗟に嘘を付く。遥か昔に埋もれている記憶を手繰り寄せ適当に話を合わせる。
「何か悩み事があるなら相談に乗るのもオジサン達の役目だから、言いたい事があるなら云っても良いんだよ」
「えっと……」
「この場で話し難いのかな?」
「パパとママ直ぐに喧嘩をするの……」
「そうか……それはお外じゃ話し難い事だね。続きはオジサンの所で聞くよ」
「でも……」
「児童の安全を守るのがオジサンの仕事だからね。それじゃあ行こうか」
 俺は家族連れを装う様に少女の口調に合わせて話し掛ける。
「そう云えばお名前は何て云うのかな?」
「桜井マユカって云います」
「じゃあマユちゃん、何か食べたい物はあるかな?」
「良いの?」
「構わないよ」
「じゃあ、ケーキとオレンジジュース!」
 俺は、子供らしく屈託の無い笑顔を見せるマユカを横目に、これから大人のドス黒い欲望で汚す行為を想像して身震いをした。

「さあ、入りなさい」
 俺は玄関のドアを開けてマユカを招き入れる。築三十年の木造のボロアパート。六畳一間と狭いキッチンにユニットバス。男一人が済むなら十分な広さだ。俺は部屋に入り呆然としているマユカを尻目に、玄関のドアを閉めてコンビニの袋を手に部屋へと入る。
「暑いだろう?クーラーをれるから、適当に座って良いよ」
 ベッドにPCデスクとテーブル。後はエロ系の同人雑誌が部屋に溢れている。俺はその辺りには触れずにベッドの脇に座ると、対面のテーブルにマユカが座る。
「これでも食べて、ゆっくりとお話を聞こうか」
 マユカは静かに頷き手を合わす。
「頂きます」
 最近の子にしては珍しく、ちゃんと食事の挨拶が出来る様だ。俺は部屋に張られたアニメのポスターのキャラクターを横目に、スッと立ち上がりマユカの傍に近付く。シャンプーの甘い香りが鼻腔を擽る。俺は抑え切れ無い衝動に駆られマユカを抱き締める。
「えっ!?」
 破壊衝動が身体を駆け抜ける。マユカの唇をキスで塞ぎ、右手を赤いスカートの中へと進入させる。小さな身体が抵抗をするが、所詮は子供の力だ、床に力で捻じ伏せ身体をマユカの足の間に滑り込ませる。
 下着の間に滑り込ませた指先が微かに濡れる。どんなに小さな子供でも女は女と云う事か。俺の性器が徐々に勃起し、亀頭から先汁が溢れるのが分かる。俺は唇を離し思い切り呼吸を吸う。
「オ、オジサンなにするの……」
 弱々しい声を上げるマユカを尻目に、俺は乱暴に服を脱がし自身の服も脱ぎ裸に成る。マユカの身体には曲線美は無く、平らな胸と尻が幼児だと云う事を再認識させる。隆起したペニスをマユカの口差し込み、小さなオマンコに舌を挿入する。
「エッチな子だ、後からどんどんエッチなお汁が溢れて来る」
「やあ!痛い……」
 激しい痛みがマユカを突き動かすのか、ペニスを差した口の隙間から痛みを訴えるが、俺は無視をしてオマンコを舐め上げる。どんなにオマンコを吸い上げても、尽きる事無く汁が溢れる。俺は口を激しく動かし乍、生きて返す事の無いマユカを如何料理するか思案した。

 TVで流れているニュースに、行方不明のマユカに関した情報が流れるが、視線の下にはマユカが居る。
「滑稽だ」
 ペニスに伝わる快楽が緩み出す。俺はペニスを舐め上げるマユカの頬を激しく打ち据える。
「怠けると餌はお預けにするぞ!」
 首輪から伸びたチェーンを思い切り引っ張りマユカの躾をする。誘拐して二週間。毎日の様に犯し抜いたお陰か、随分と具合の良いオマンコに成った。口から抜いたペニスをマユカのオマンコに押し当てる。俺専用の穴に成ったオマンコの絞まりは良く、溢れる汁が潤滑油と成り幼い身体に滑り込む。ペニスを包む痺れる感覚。超えては成らない一線が与える果実は美味く、この二週間休む事無く犯し続け、蓄財していた金の底が見えて来た。
「家に帰りたいか?」
 俺は当然の事を聞くと、マユカは怯えた瞳で硬直する。
「何れ家に帰してやるよ……」
 一日二食の餌の為か、マユカの身体は始めに出会った頃よりも痩せ衰えているが、衰弱した身体が危うい美しさを滲ませ、俺の理想の少女へと変貌している。
「ちゃんと帰してやるさ……」
 底の見えた貯蓄。薄汚れ乍も美しさを保つマユカ。俺に残されたタブーは残り一つに成った。それは切り刻んだマユカの身体を肉親へと送り届ける。絶命の際のマユカはどの様な音色を聞かせてくれるのか。バックで犯し始めたマユカの首筋に、俺は現実感の欠落した感覚に身を委ね乍包丁の刃を当て、ソッとマユカの喉を切り裂いた。
 
                                                            了

 



【サンプル3】

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